「境界に触れる」

テーマ: 遥か彼方の人に伝えたい・訊いてみたいこと

役職: 舞台

 

モ ザイ ク

 

取り上げる人物について、実在するかどうかは問われるのだろうか(あなたは実在していますか?)

また、それは人でなくてもいいのだろうか、とか過りながら

 

 

 

 

 

狭い路地が海へと続いていて、その坂を下る
何のためというわけでもなく走る
ただ今走らなければ、もう二度と感じられないもの 気配に追われて走る
すると抜けいって、僕の虹彩は裂ける
夕日と水平線をくぐり抜ける白鳥

海へと向かう間際に空が裂けている
切れ目は水面のように、しかし垂直に揺れて、掴めそうな気がしてくる
僕は境界に触れる
すると触感のない重みがあって、世界が一枚に繋がる

窓を開けてベランダに出てみなよ
これが約束の雨だ と思う
二本の狼煙に曇る街
雨は雨樋を流れて
歩道橋を渡り
泥鰌のいる川へと滴る

あの鳥もこの雨に打たれて染まっていくのか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いくのかい?

 

 

 

 

 

 

1年目 モザイク


《公演情報》

劇団しろちゃん2024冬公演
「ボイジャーによろしく」

暮らしの中に消えていきそうな私たちをいつか誰かが、見つけてくれるだろうか。

 

○あらすじ

ボイジャー探査機の発見により異星間交流が始まった世界。
凛は母・楓花がかつて暮らしていたシェアハウス「ひかり荘」を訪れる。楓花はそこでの日々を小説として綴っていた……。

「私たち、ほんとに家族だったのかな。」

ロボットや異星人も住む地球のシェアハウスを舞台に、暮らしの中で消えゆく思いを描く。

■来場チケット↓
https://www.quartet-online.net/ticket/shironiyoroshiku
■配信チケット↓
https://teket.jp/2750/30581

【公演日時】
2/23(金) 19:00
2/24(土) 11:00 15:00 19:00
2/25(日) 12:00 16:00

【チケット料金】
□予約 1000円
□当日 1200円
□グループ割(3人以上) 1人800円

□アーカイブ配信 800円
※アーカイブ配信期間:3月4日(月)9:00から3月10日(日)23:59まで

配信チケットご購入/アーカイブ映像ご視聴には、「teket」の会員登録(無料)が必要となります

【公演場所】
カタリナスタジオ
札幌市北区北10条西2丁目18-1

■出演

大友日菜詩
岩岬那月
赤井煌人
山口真歩
間崎優太
神久保今梨
斎藤秀太郎
野々村有紗
北川翔一

脚本演出:梁知生
助演出:斎藤和寛

■お問い合わせ、SNS等
メール:shiro_chan95@hotmail.com
X(Twitter):@shiro_hokudai #しろによろしく
Instagram:shiro_hokudai
HP:https://gekidanshirochan.com

お問い合わせはメール、またはX(Twitter)、InstagramのDMでも承っております。

後援 札幌市・札幌市教育委員会

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