1年目にアルコールはいらない

大切にしてるもの、というテーマですがまずは小切、中切にしてるものから。

僕が小切にしてるもの「コーヒーミル」
家で集中して勉強したり執筆したりすると決めた夜、豆から淹れるコーヒーとチョコレートは欠かせない。

僕が中切にしてるもの「家族」
いや、大切。家族や仲間の存在は何よりも大切。しかしここでハートフルな話題を書くのは自分に合ってない気がする。
だから僕は、このテーマをやめた。

初めまして。一年目の「ヨルシカ」こと「夜は短し書くのはコメディ」と申します。う〜ん、なぜこんなハードル爆上がりの 爆弾魔 みたいな名前になってしまったのだろうか。まぁでも書くのは事実で別に僕は 嘘月 ではない。ということで僕が「大切」にしてるものは「これまでに自分が書いてきた120冊の本たち」です。

コピー用紙をホチキスとかセロハンテープとかで留めて本にしたものに自分で小説書いたり漫画描いたりイラスト描いたりする、という趣味をかれこれ幼稚園から10年以上続けております。最近はパソコンにデータ保存して終わるケースもありますが、何せこれまでの人生、ほぼこれしかやってきていない。

コメディ以外も全然書きますが、僕は基本的に誰かを楽しませるというエンタメ的思考で創作と向き合っているので、純粋に面白いもの、というのはやはり書いてても楽しいですね。ヒッチコック みたいなサスペンスは書けない。

当時幼稚園児だった僕が人生最初に書いた物語は「とりたちのたべもの」。ひよこの家族とその知り合いのカラスが皆で一つのスイカを分け合って食べて終わる、という激おもろ大どんでん返しストーリーなのですが、ここから今に至るまで一切ブレずに創作活動中心の生活が出来ているというのは普通に奇跡です。そしてその延長線上で、大学では新しい形の 創作 を始めたい、と志してしろちゃんに入団しました。我ながら、見事な流れ。

そんな大切な過去の作品たちを、今年4月、全てしっかり北海道まで連れてきました。今家の本棚一段こいつらが占めています。久しぶりに見返してみると、心に穴が空いた ほど酷いものの パレード だったので、最後にそれらを紹介してヨルシカは 逃亡 したいと思います。もし脚本等で使えそうな物がここに含まれていたら、その時は僕に、言って。

問題作その一「カーム博士のひっかけクイズ」
Q「崖の上のポニョ、さぁこれ、何と読む?」/A「正解は、崖の土のポニ王、でした」という意味不明すぎるクイズが載っている。一周まわっても面白くない。

問題作そのニ「SASUKE2009 落下シーン一覧」
もう本のタイトルからバグってるのだが、これはSASUKEの内容を自分で考え、出場者も自分で考え、自分の頭の中でオリジナルSASUKEを開催し、その落下シーンだけをイラストに描いて一覧にしたもの。しかもその落下してる出場者が、手足がまん丸だったり、顔から手が生えてたり、シンプルにロボットだったり、顔のついた鉛筆だったり、もうあの言ってしまえば人外しかいない。この年の完全制覇者は一名。その名も「ウー・クロサキ」。風呂上がりのムックに墨汁ぶっかけたみたいな見た目をしている。

問題作その三「サングラス探偵 指名手配犯を探せ編」
サングラス探偵シリーズの第3巻。スタジアムに紛れ込んだ指名手配犯の変装を見破るというストーリー。最後の謎解きの一番盛り上がるシーンで放ったサングラス探偵のセリフがこちら。

「あなたが指名手配犯だとは誰も気が付かなかった。それはなぜか。髪型が違ったから。そう……あなたは、カツラをつけていますね!」

最低。

しかもこのページにはサングラス探偵が犯人のカツラを真上に引っ張り上げる挿絵も加えられている。これでいけると思った当時の僕をむしろ誇らしく思う。

長くなりすみません。以上、ヨルシカでした。「mythtaker」お待ちしております。

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