3年目のデカ九郎です。舞台監督をやっています。

印象に残っているマンガ…動物のお医者さんですね…!小学生の頃3周くらいした覚えがあります。めぞん一刻と迷ったんですけど、北大補正込みでこっちで。

というのも、これ、北大獣医学部の話なんです。北大獣医学部の大学生の日常が描かれてる作品で、雪道を近道しようとして川にハマる人とか、北大構内で雪に埋もれて遭難する人とかいます。いま思うと、それが自分の日常にもなっていて。
んで、それを北大に行くなんて思いもよらない小学生の頃に読んでたんです。高校生のころ水曜どうでしょうに出会ったのも含めて、北海道に行くレールが着々と敷かれてたのかもしれません。

動物のお医者さん、めちゃくちゃ面白かったのですが、1番の見どころは吹き出しから溢れたセリフたち。犬とか猫とか、動物たちの思ったこと、ツッコミがコマの隅っこにちっちゃく描かれててとても可愛いんです。犬は飼い主のためにと健気に優しく生きてて、猫は家でふんぞりかえって、でも頼れる姉御肌で、ニワトリはめちゃくちゃ血の気が多い。きっとマンガじゃなくても、北大で鳴いてる牛にも、その辺の鳥にも、物語はあるんだろうなあなんて思える作品でした。
有名な作品ですが、もし読んだことなかったらぜひ。

最後に、読んでいただいたお客様にご挨拶を。団員は恥ずかしいので見ないでください。

改めまして、舞台監督をやっているものです。
演劇ではマンガと違って、吹き出しも文字もお見せすることができません。本来しゃべれない動物たちはしゃべれないままだし、SFなんかは元より、視点や時間の転換も簡単じゃありません。

けれど、演劇では空間を作ることができます。空気を作ることができます。役者の佇まいが、声が、息遣いが。
そして、76人のスタッフが作る、舞台装置が、小道具が、衣装が、照明が、音響が、文字を遥かに超えるような空気を持ってお客様をお迎えできるよう、スタッフ一同、鋭意創作中です。

ご来場、ご観劇を心よりお待ちしております。

舞台監督 デカ九郎


<公演情報>

劇団しろちゃん秋公演「かげかも知れない」

選んだ先にあるのは、かげかひかりか。

小さい頃は一番光があたる仕事に憧れた。 でも無理なんじゃない?やってみなきゃわかんねえだろ。子供じゃないんだから、そろそろ。 どいつもこいつも器用なふりしちゃってさ。 身の丈に合った夢? お前、そんなつまんないやつだったっけ。 俺は、、諦めないから。

9/22(金)〜24(日)@シアターZOO

脚本演出: 北村遥
助演出: 喜多恭平

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