おいしい!たのしい!大好き!

おいしい!たのしい!大好き!

 

私には人生を豊かにするという目標のもと、毎日意識している大切なことが3つあります。

 

1つ目は、美味しいものを食べることです。なにかと忙しい毎日、時々ご飯を食べる時間を忘れそうになったり、何かを口にするのをめんどくさく思ってしまうことがあります。それでも1日の中で1回でも好きな食べ物を食べれば、1日の終わりに24時間を振り返った時、美味しいものを食べて嬉しくなった1秒が、嫌なことしかなかった23時間59分59秒をなかったことにしてくれます。休憩時間に食べたあのチョコレートがおいしかったら、その日は豊かでいい日だったと思うことができます。

 

2つ目は、たのしいことを見つけることです。嫌いな授業、嫌いな天気、嫌いな時間…私には、どう頑張っても好きになれないが避けられないことがいくつかあります。そんな時は些細な”楽しい”を見つけることが大切です。嫌いな授業中であれば寝ている友達を観察したり、雨と風の中で憂鬱になりながら歩いている時であれば人とすれ違う瞬間変顔してバレるかバレないかゲームをしたり、初対面の人と話が盛り上がったと思いきや急に話題がなくなって静かになってしまいさっきまでのワイワイ感を思い出して余計静かになる地味にいやな時間を過ごしている時であれば自分が魔法使いだったらどんな生活をしたいかを真剣に考えたりするのです。一旦向き合うのをやめるという言い方も出来るかもしれません。小さくても楽しいことを見つければ、嫌いなことは案外早くいなくなります。1秒楽しいと思う瞬間を感じれば、1日の苦痛しかない時間を23時間59分58秒に減らすことができます。

 

3つ目は、自分を大好きと思うことです。これはとても難しいことで長期にわたって出来るようになるには特別な訓練が必要です。ですからはじめは自分を大好きになるのは1秒でいいんです。友達と話す時面白いことを言って笑わすことができた自分、大好きです。姿勢よくパソコン打っているちょっとかっこいい自分、大好きです。こんな感じでいいんです。あの瞬間の1秒、自分が大好きだったなと思えたら、その日は、好きになれない時間が23時間59分57秒しかなかった素敵な日だったということです。

 

これら3つが俗に言う「3秒ルール」です。覚えておくと、食べ物が落ちてから3秒までは拾って食べてもいいという謎の行動のことを3秒ルールと呼ぶ勘違いしている人に教えてあげることができます。

 

人生を豊かにするという夢を叶えるには、何か大きなことを成し遂げることは必要ありません。死ぬ間際に、18歳のあの日のあの1秒と32歳のあの日のあの1秒と75歳のあの日のあの1秒が幸せだったなと思えることこそが必要なんです。私はこれからも毎日3つのことを大事にしながら生きていこうと思っています。

 

 

最後に、タイトルはドリカムの歌を真似したわけではありません。聞いたことないです。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です