もしかして:浮気

おはようございます。
今回の当番の一年目の闇の帝王マディーモです。
“の”がやたら多いです、スミマセン。
“衣装班のしたっぱ”という職を頂いております。

今公演に登場する”ルドン”という実在の画家は、木炭画から色彩溢れる絵画へと技法を転向しています。これは彼の遺した重要なテーマであり、不思議です。

私自身は”手鞠作り”を趣味にしていて、色の使い方なんかには気をつかいます。手鞠作りは綿と地糸のキャンバスに、色彩溢れる刺繍糸で紋様を描いていくので、色のセンスが問われます。

あまり馴染みの無い趣味だと思います。
でも色彩の美しさにうっかり一目惚れして始めてしまったんですよね…。

いやー、人生なにがあるか分からない!。

ところで話は変わるんですが、衣装班はちょくちょく手芸店に買い出しに行くんですよ。
衣装は既製品ばかりでなく、世界観や時代を表したり、ギミックを仕掛けたりするために、手作りする事もあるんです。

……あれは一人で買い出しに行った日の事でした。
雨が降っていて、荷物も重たくって、時間内にサ館に帰れるか不安で仕方なかった日の事でした。

【フランス刺繍《ブティ》】
うっかり一目惚れしてしまったんですよねー。

いやー、人生なにがあるか分からない!(2回目)

『布の宝石』とも呼ばれているらしく、単一色なのに、模様が大変美しく、それでいて温かみがあるという…

今まで、懸命に小さな世界に色を閉じ込め続けてきたのに、布に針を滑らせて広く模様を浮かび上がらせる事に食指が動いてしまいました。

多色の世界から、単一色の世界へ。
これも、今公演に関わった影響かもしれないなと内心思っております。

次回のブログ担当は、我らが衣装班トップちまきさんです‼

色彩を愛するあなたにも、そうでないあなたにもおすすめな劇がコチラ
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劇団しろちゃん2017秋公演
『ルルルのルドンと墓場のガストン』
19世紀末フランスに実在し、 闇にうごめく怪物たちを描き続けたオディロン・ルドン。
彼の目に、本当に映っていたものとは?
ルドンの描いた怪物が、天才植物学者が、ファム・ファタル(宿命の女)が、友が、猫が、
100年の時を越えて、地下劇場によみがえる!
劇団しろちゃん入魂の歴史SF大作!
【出演者】
長谷川健太
金丸光
榊原禎拓
松本采樹
木下望
山田耕平
北原岳哉
麻生真由
杉田和陽
清水美帆
葛西祐真
下山小晴
橋本梨里奈
■日時
全6ステージ
2017年
10月6日(金) 19:00~
10月7日(土) 11:00~/15:00~/19:00~
10月8日(日) 12:00~/16:00~
※開場は開演の30分前です。
■場所
扇谷記念スタジオシアターZOO
札幌市中央区南11条西1丁目ファミール中島公園B1F
(地下鉄南北線「中島公園」駅下車
1番出口より徒歩7分
3番出口より徒歩5分)
■チケット料金
前売り/予約 600円
当日 800円
HP:http://gekidanshirochan.web.fc2.com
Twitter:@shiro_hokudai
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