劇団しろちゃん2026冬公演

リバタイリポート#5
けいこば通信 Vol.1

リバタイリポートも5回目!
いままで通し・部署紹介と主にスタッフに注目してきましたが、今回は遂に芝居作りの本拠地『稽古場』に潜入してきました!

劇団しろちゃんの稽古場はスタッフワークと同じく北海道大学サークル会館2階。平日は放課後、休日は昼ごろから稽古していることが多いです。
しかし、この日の札幌の最高気温は-0.2°C最低気温はなんと-5.9°C…!さむい…さむすぎる…。 暖房があってもさすがに寒いので、建物内でも上着を羽織っている人も多いです。寒くても元気に活動していますよ!

さて、授業後サークル会館に集合したら、最初に発声練習と滑舌練習!(しろちゃんでは基礎練といいます)
それを終えたらいよいよ稽古開始です!

まずはシーン10!主人公: 三浦とその親友: 相沢が会話するシーンの稽古から始まります。
少しシリアスなシーンなので、セリフ通りに読むと雰囲気が重くなりがち。そこで、お互いの演技プランを確認したあと、いまままでとは違う読み方を試しながら少しずつ演技を変化させていきます。
ここで助演出から、「一回もう少し普段通りを意識して読んでみたら?」と提案が。初めは考え方を変えるのに苦労していましたが、意識して変えてみた2回目…前よりも感情の動きに説得力が生まれたような…!
シーンの見え方に僅かな、でも確かな変化が生まれました。

後日、社会人三浦役:たつじにこのときの話を聞いてみました。(「たつじ」はしろネーム。しろちゃん内でのあだ名みたいなものです)
それまでと方向性が違う読み方をするのはやはり難しかったそうですが、普段通りを意識することで心の内側に様々な感情を抱えつつも、平静を保とうとする感覚が少し掴めたそう。
それまでとは違う表現を試してみて、よりシーンの理解が深まったようです…!

色々な表現や考え方を一つずつ試して、よかった部分を膨らませていく…今はまだ試行錯誤の途中ですが、本番ではどんな表現になっているのか、観劇の際はぜひ注目してみてください!

続いてシーン15!クライマックスのシーン。ネタバレになるのでどんなシーンか詳しくは言えませんが、大学時代の三浦と相沢が会話するシーンです。
実はこの芝居、大学時代の三浦と社会人になった三浦、大学時代の相沢と社会人になった相沢をそれぞれ別の役者が担当するという、少し挑戦的な配役になっています…!
そこでこの日の稽古では、同じ登場人物を演じる役者にどんなクセがあるのかを意識しながら稽古してみることに…!

まずは社会人組の特徴を挙げる時間。
「声が少し引っかかってから出てる感じがする」とか、「セリフの最後の一音が上がることが多い」とか。ディテールがすごい…!中には、「言葉の2音節目が上がる」という特徴も。視点が音響経験者すぎる…。
特徴を挙げ終えたら、意識しながら実際にセリフ読むことに。実際に演技してみると、声色に集中するあまり読み方がおざなりになったり、実際にやってみたら全然違ったり…。
でも、このセリフの言い方がよかった、こういう動きするよね、みたいに良かった部分を共有して、役のヒントになりそうなところを一つずつメモしていました。
相手の癖に注目することで、自分が無意識にしてしまっている動きも薄まってきていい感じ。

ところで、マネされる側の気持ちはどうなんでしょう…?社会人相沢役のきさんに後日聞いてみると…


なんか、、、恥ず〜〜!!
(自分の癖が知れて普通に勉強になりました。)

とのこと。彼らしい回答がもらえたのでそのまま載っけてしまいました。でもそりゃあ恥ずいよなあ。

こんな風に稽古場では、楽しみながら、でも真剣に、より良い表現を模索中です。この稽古のメモが、本番ではどのように役に落とし込まれているのか…ぜひ客席/配信映像で確認してみてください!

さて、今回はある日の稽古場の様子を覗いてみたのですが、稽古場の雰囲気、少しでも感じていただけたでしょうか?
この日はたまたま我らが脚本演出: 蜷川翔太が不在だったのですが、次回の稽古場日誌ではぜひ彼のパワフルさを存分にお届けしたいところ…!ご期待ください!


劇団しろちゃん2026冬公演
「リバースタイムカプセル」
以下リンクより来場・配信予約が可能です。
みなさまのご予約、お待ちしております!

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劇団しろちゃんとは...?

100人以上のメンバーが在籍する
北海道大学の公認演劇サークル。

団員自らがつくるオリジナルの脚本
大人数で作るユニーク,大掛かりな舞台美術
情熱的かつクールな役者達

年三回(学祭、秋、冬)の本公演を中心に、
札幌学生対校祭,全国大会で精力的に活動中