めぐリズム、終了

教文短編演劇祭、めぐリズム。
公演が終了しました。

ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

しろちゃんが出場した予選Aブロック、
結果は惨敗でした。一位のyhsさんに4倍近くの票を持っていかれました。

結果は、悔しいというより、なんだか晴れ晴れとした気持ちです。
ですが、皆さんに劇場でお見せしたパフォーマンスがぼくらのベストではなかったことが本当に悔しいです。

初の小ホール、大舞台。客席で見ていた僕ですら緊張しました。
役者の緊張はもっともーっとすごかったのでしょう。
本当にごめんなさい。
謝ってもしょうがないので、次にお会いするときにはベストを出せるよう精進致します。
よろしくおねがいします!

稽古は先月の8日から始まっていました。
まずは台本を渡して、セリフも割り振らず、ただひたすら回し読みをして縄跳びの練習をしました。
やがて各役者にセリフを与え、実際に立ち稽古を始めまして、
このくらいから個人の個性、それぞれのイロが見え始めました。
口が達者な人、不器用な人、落ち着きのない人、目立ちたがり、自信の無い人、朝起きれない人(笑)
12人が12人、この座組のひとりの人間としての表情が現れて来たのです。
すると途端に12人の役者が、小学校のクラスのようにやかましくなりやがりまして、
稽古を進めるのがとても大変でした…。

素人にも等しい12人が舞台上で走り回る姿は、ある種滑稽でしたが、でも僕はとても楽しかったのです。
学生だし、学生のうちしかできないこともあるだろうと思いまして。
それは妥協ではなくて、受け入れること、前に進むために必要なことだと。
劇団しろちゃんは北海道大学公認演劇サークルです!どんっ!

さて、
ぼく個人の話をすると、
最近は短編ばっかり作っていまして、また来年にも短編をやるのだろうなぁという話です。
短編では挑戦をし続けたいなぁと思っております。
ですが、とりあえず秋公演。
BLOCHにて楽しいお芝居を用意したいと思いますので、ぜひお越しください。

これにて、公演「めぐリズム」は終了いたします。
一ヶ月以上の稽古がこうもあっさり終わるのは(いつもながら)寂しいものです。
とはいえ、僕が劇団しろちゃんでお芝居をつくるということはもうちょっと続きそうで、
劇団しろちゃんも、もうちょっと芝居をつくりつづけるそうで、
皆さまももうちょっと当劇団を見守っていただけるそうで、
そんなことがもうちょっと続くそうで
めぐリズム、も、僕と役者とスタッフと皆様の中で、もうちょっと続けばいいなぁ
と、思いました。

駄長文をだらだらと書いてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
またどこかの劇場でお会いできれば。

めぐリズム作演出 カマツカ

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